我が家の クララの1歳の誕生会をやりました♥

我が家の、ゴールデンの
クララの1歳の
お誕生日会をやりました。

6月2日
無事にやっと1歳

我が家は、犬2匹猫2匹。

猫は姉妹なので、同じ誕生日ですが、捨て猫なので想定でお誕生日を決めています

捨て猫さんとかは、今は保護猫とか呼ばれています。

最近は、うちの動物病院も

保護犬猫達がとても増えました

新規の犬猫の半分以上が保護犬猫の感じです

当院では、保護犬猫達にも

お誕生日を決めてあげるようにしています。 私が推定年齢を決めてあとは、好きな月日を飼い主さんに考えていただき、それがお誕生日としています。

お誕生日を決めると、年齢に沿い起きやすい病気に注意していったり、体力の衰え等に対応した運動も提案できるのと、何より元気で〇〇歳まで

生きててくれておめでとう♥

と飼い主さんも私達にも、1つの区切りの日になると思っているのでお誕生日を決めることは大切だなと思っているのです

そして、何より私もスタッフ達も

動物達のお誕生日に便乗して

診察室をスタッフが飾り付けてくれたり、一緒にケーキ🍰を食べたり、犬猫達に何か玩具とかオヤツを作ってあげたり、プレゼントするのを犬猫達の何倍も何より楽しみにしています

今回、スタッフから楽しい玩具ももらって、大喜びしていました

私からは、ケーキと、実際はアレルギーもあり除去食をしている処なので、食べられるサツマイモとじゃがいもを、オーブンで沢山焼いて、大サービスしました

今回、子犬から飼うのは

久しぶりで、引き取ったのが5ヶ月令でしたが、子犬の頃の写真は撮影してくれていたので、出逢うまでどんな子犬なんだろう?

うまく育てられるかな?
久々の子犬にドキドキ

飼ってからは、家族やスタッフが仕事の合間、おんぶして育てたり(笑)


(実際は災害の移動の練習)、猫達にチョッカイをだして、バンバン叩かれつつも、猫達の言うことは聞く!と学習してくれ猫にチョッカイをあまり出さなくなってきました。猫のお姉さん達に感謝です

今回、仕事として犬の耳の奥の感染が歯周病のように親子間で感染するのでは?というのも調べたかったのもあり

信頼あるブリーダーさんから、

股関節が悪いことを知った上で引き取りました

うちの子犬のクララの耳の奥は

案の定とても悪かったので、耳のビデオオトスコープで検査治療し、今は

とても綺麗に完治しました。

今後、このデータを親犬のブリーダーさんにお知らせして、親犬も耳の奥をビデオオトスコープで検査していただき、悪ければ治療して、今後生まれてくる子犬達の耳が健康か?とか調べていきたいと思っています

あと昔と違って大型犬は

1歳過ぎてから卵巣摘出手術をすると、骨の成長もしっかりして、乳腺腫瘍も防げるということで、一歳過ぎたので

これから、卵巣摘出手術もする予定です

病気でも無いのに手術するなんて、犬猫は可哀想とか不自然と思う方も居るようですが、

過去の世界中の犬のデーターから

判明していっているので

こういう動物の世界のことが、実は人間の世界の役に立っていたりするのです。

人と犬猫の病気の発生の仕方は、乳腺腫瘍とかだとホルモンの出方も

動物それぞれでも違うので、応用が直ぐ出来るワケでは無いのですが

病気になっているか定期的に検査しつつ、なってから手術するのと

どちらが良いのか?とか参考になることは、人も動物もそれぞれあります

色々なことを考えつつ、この子が一生

を無事終えられるまで、スタッフや家族達と力を合わせて、幸せに楽しく

育てていきたいと思っています

今日、患者さんでほぼ同じ年齢の一歳と、12歳の小型犬のビジョンフリーゼのワンちゃんを預かったのですが、12歳のワンちゃんは、良く預かっているので、相変わらず我が家のクララは風景のようにスルーして院内を歩いていましたし、一歳のワンちゃんは犬の幼稚園で大型犬といつも遊んでいるということなので、我が家のクララとも遊んでくれるかな?と期待したのですが我が家のクララが、テンションが高過ぎて、その同じ年齢のワンちゃんにも遠い目をして無視されスルーされてしまいました。

親としては、相手にもしてもらえず残念でした。

でも相手にされなくても

凹まず楽しく一匹で玩具を振り回して遊んでいるクララの脳天気ぶりにも安心したり、片やその同じ歳のワンちゃんも、派手に喜んで邪魔な感じの

我が家のクララに対して怒りもせず、上手にスルーしたそのワンちゃんの社会性にも感心した1日でした。

我が家のクララは、写真を撮影してもまだまだ動き回ってしまい

ほとんどブレブレの写真しか撮影できません。

でも日々色々経験して

落ち着く日が迎えられるよう

一緒に精進していきたいと思っています

中型犬・小型犬は1歳で

人間の年齢でいうと19歳ほどで、その後は毎年4歳ずつ歳を重ねていき、大型犬は小型中学犬より成長が遅く短命なこともあり、1年で12歳ほどになり、その後は毎年7歳ずつ歳を重ねるといいます

これがアメリカでは、ドッグイヤーとか言われる所以ですね

なので、うちのクララは小学6年生位

まだまだお転婆な年齢です

因みに猫は、1歳の誕生日で、人間の成人年齢のおよそ「18歳」位

そこからは、1歳年を取るごとに人に換算して4歳プラスして計算したら良いと言われています

飼い主さんから、時々『何歳になったらこの子は落ち着きますか?』と聞かれることがあるのですが

『私も、まぁまぁの歳ですが、まだまだ落ち着かないです✨』と言うと

『あー』と納得していただくことが ほとんど

それだけで、納得するとは?!

といつも感じはしますが

何歳になっても、落ち着かない動物は落ち着きませんし、性格も大きくは変わりません。

でも、そこに社会生活とかの経験が加わり、色々なことへの正しい対応を、私達人も含め犬猫達も覚えていくのです

なので、小型犬や猫も、小さいからと室内だけで運動出来るからと、室内だけでなく小型犬も外出て歩いたり歩くのが怖くても飼い主さんが抱っこして

安全に外の世界を感じさせてあげたり、猫ちゃんでも、安全のために、洗濯ネットや首輪やリードを付けて、外に出て飼い主さんが歩いてあげることが、今後災害とかで自宅以外で暮らすことも想定し、色々なことに耐性を付けていくことが、今からでも

大切です。

我が家のクララも、色々なお天気のときも外に出たり、町中や田舎の風景、車や自転車、電車、色々な人達に、良い形で出逢えて、落ち着いて対応出来るよう、私達がサポートしています。

ここ1年の、小さな楽しみは

実家に連れていき、動物好きな親や叔母達に会わせたり、海で一緒に泳ぐことです。

今は近くの海は

犬の遊泳は禁止なので

海の動きや船の風景に慣れてもらっている処です。

犬の胴輪も、万が一に備えて

勿論準備しているのですが

それを着る練習も欠かせません。

昨今の犬猫は、服とか身につけることが普通になってきています。

例えば、服でも

寒暖を避けるだけでなく、日焼けや花粉避け、涼しい服とか

色々な機能がある服が増えたり、

足腰が弱った場合も、介護服や

リハビリ服も増えています。

サングラスも、白内障やアレルギーで目が痒い犬もいるので、

かけている犬も増えてきています。

帽子も、日除けとして自転車出くる

犬とかは付けてくるワンちゃんも普通です

靴も、高齢になると足腰のサポートとして付ける必要が出てきたり、

災害の時や、暑いアスファルトを歩く為に必要だったりしますので

犬を飼っている飼い主さんは、食べてしまわないようにカラーを付けて使うことも最初は必要ですが、若い頃から服や靴下や靴に、嫌がっても今から慣らせておくことも、オススメしていますを

甘やかしなんて言葉は、犬猫の世界にはもう何処にもなく 介護靴や服もペット保険対応の物も出てきています

犬猫も必然的に使うことにメリットが

あるから、生活の知恵として飼い主さん達も使うのです

うちのクララも、海デビューの前に

服や靴もそろそろ慣らせていきたいと思います

今後も温かく、私とうちの犬猫達を

見守っていただけると

嬉しいです!

どうぞよろしくお願いします

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突発性頭部振戦を繰り返すフレンチブルさんの原因は?!

で、川西市から来院されたフレンチブルさん、3歳
当院では、コロナの頃から完全予約診察で、外から丸見えだけど、公園の見える気持ち良い待合室で診察をしているので
診察が延びると、二組の患者さんが
一緒に診察室にいる時があります。

犬と猫ちゃんやうさぎさん等、犬嫌いのワンちゃんとかは、時間帯で重ならないよう、出来るだけ予約の時に気を付けています。

今回は、偶然川西市の、しかも耳で来れた飼い主さん同士が重なりました。

高速道路だと50分位
一般道だと一時間位の場所です

片方の方は1歳の時に耳で来院されて、
すでに鼓膜が破れておられ、今回鼓膜が再生したプードルさん

新規の方は、3歳のフレンチブルさんです。

こうやって、似た状況の飼い主さん同士、私達がワンちゃんの検査の時とか
席を外す時に、お話することが
一番飼い主さんにとって役に立つのでは?と思って、コロナが落ち着いても この診察パターンを続けています。

このアイデアは、私が25年前位に勉強し始めたアドラー心理学からいただきました。アドラー心理学会にも入って
15年間位のめり込んでいました。

私は、日本にアドラー心理学を初めて導入した、野田俊作先生達から学びました。
「嫌われる勇気」の著者の先生も、本を読むと同じ場所で勉強されていたようです。
先生がセミナーをされる時も、
畳敷きの部屋だったので、皆で畳に座って聞いていました。

預けられず、私の当時小さい子供を連れていくしか無かった時も皆さんに迷惑が最小限になるようにと、隣の部屋の畳敷きの事務室で、先生の講演を聞かせていただいてました。

野田先生曰く、アドラーさんは、当時お金が無くて、診察室のドアを付けられ無かったそうです。
だから他の人の悩み相談が、他の人に丸聞こえになっていたそうです。

他人の悩みは、実は他の人の悩みと被っていたり、参考になることが多いから、
そこから「アドラー心理学のオープンカウンセリング」はスタートしたとお聞きしました。

当院は、他院から来院される場合
歯か皮膚、耳となりますので、他院で受診された時のお話しが、とても似ていたりして私もとても参考になります。

いくら、私や看護師さんたちが「この治療はとても良いですよ!」と言っても宣伝や押しつけに聞こえることもあるだろうし
飼い主さん同士の生の声が、特に私達が聞いて居ない時の方が、本音で
何倍も飼い主には伝わるだろーと思っています。

さて、このフレンチさんの診断名は

急に頭が揺れる≒振戦する病気と診断されたそうです。

今は落ち着いておられ、症状は無い!
なのに、良く来院されましたね!

一見、外からとても耳は綺麗なのです。
 
でも、耳ビデオオトスコープで耳の鼓膜等診察すると
これは当院のYouTubeのサムネイル
の1つ

鼓膜は、分泌物で詰まりまくっていました滝汗

飼い主さんの、第六感スゴイなぁー

このフレンチブルさんの鼻もね


鼻腔狭窄で、拡げる手術が必要です

因みにうちのゴールデンの鼻だと

ね、このフレンチさんだと、
鼻からの呼吸も妨げられて 
将来的に、心臓や肺にも負担がかかってくるんです。

可愛いけど、息を吸うのも大変な
フレンチブルさん達は多い

耳や歯の悪いフレンチさんも多い

でも、できたら生後1歳までの
早期に耳を、ビデオオトスコープで検査治療したら、早く良くなることが多いし、
歯周病が最初は母犬から感染する(人だと胎盤や産道から歯周病菌がの論文も)ことから、母親犬の歯や耳を綺麗にすると、犬猫達の子供も健康でいられると
確信しています。

レッツ予防獣医学!

診断名つけても、治さないと!

この飼い主達の、直感を
日本中、世界中に拡めたい!

その為には、YouTubeより
インスタグラムなのかな?

Xのスペースでお喋り?

全部やれーですか?!

アイデア募集しております!

とりあえず私は、この体験を
日本中の飼い主さん達に拡めたいと思って、 今はお休みの時にセミナー講師をすることを目指しています ニコニコ

エビデンスは後世に頼んで、診断名も
他院に任せ
予防や治すことを、私の身体の続く限りいけるとこまでやりたい

後輩達を育てたい!

飼い主さん達の、
もっと早く知りたかった
を届ける人が、これからの目標です。

飼い主さん、良いアイデアお願いいたします

そして、色々な場所から
忙しい中、勇気を出して
来て下さって、ありがとう

元気に暮らしてほしい!

その気持ちに答えられるよう
良く寝て、頭と腕を動かします!

スタッフも、麻酔のある前の日は
良く寝ます!と言ってくれています

命を守るには、私達の第六感まで
研ぎ澄ませて、体感することなので

あとは、麻酔機械のメンテナンスと
お勉強

なので、夜間救急は基本受け付ていません
 ごめんなさい! 

入院の子は、入院室の横で添い寝しますから、ご安心下さい

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当院の日々を共著のメグさんがイラストで表現してくださいました

みなさん、こんにちは!院長です。私たちの診察風景を、私と共著の本を出したイラストレーターのメグさんが、温かくユーモアたっぷりに再現してくださいました。メグさんの筆から生まれる、当院の日々の様子を是非ご覧ください。

 

メグさんのイラストを通じて、私たちの病院の温かい雰囲気とユーモアのある日常を感じていただければ幸いです。

 

 

詳細はこちら: https://note.com/rushtokyo_net/n/n60cac3e2ccbf

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本日休診ですが、日本動物行動研究会に参加しています

今日は、祝日なので休診ですが

朝から継続診察しております。

うちの犬猫達も具合悪いので、

勉強会に参加しつつお世話しております。

昼から日本動物行動研究会の

勉強会と総会と懇親会を、Zoomで参加しています

午後14時から夕方18時までです

今休憩中

今日のタイトルは、

『柴犬の問題行動治療』

です

柴犬さんは、デリケートです。
先日、当院に車で1時間半位大阪の
南の方から来て下さっていた
柴のベック君がお家で亡くなったと
お電話がありました。
16歳でした
皮ふがずっと悪くて、8年位前?に
看護師のお母さんが
『コレは耳が悪いんじゃないか?!』とピンと来て
当院に来て下さいました。
あれから何回か耳のビデオオトスコープと歯科治療をして
歯は、歯磨きさせなかったけど
当院のメンテナンスだけで
歯周炎にはならず丈夫でした
耳は、最近斜頸になり
鼓膜の毛が原因かも?と
いうことで、数週間前に2回続けてやりました
以前から、耳の感染が酷かったのですが、この前は近年の中で一番調子よく、ビックリした位
これで斜頸が治らなかったら
脳神経かもということで
最後は、呼吸が苦しそうになり
お母さんは、脳神経かもなと
お家で見守ることにされたそうです。
そして、先日静かに息を引き取ったそうです。
怖がりさんで、近くの動物病院に行くのを、とても嫌がっていたそうですが、うちには嫌がらず
車に乗ってくれて診察室にも、尾を立てて入ってきてくれるので
それが一番良かった!と
いつも、言って下さいました。
柴犬さんらしく、家で入浴させてたら絶叫するから、近所から
虐待を疑われたという
柴犬さんアルアルの様子でしたが
うちは、問題行動治療も
仕事にしてるからか
スタッフも柴犬さんをお家に飼ってたりと
柴犬さんと、うちは
相性も良い感じがします
柴犬さんて、洋犬みたいに
大きく喜ばないけど
感情表現も少なくて
繊細だけどね
今柴犬さんの子犬さん、
うちもかなり増えてきていますが
可愛いワン達です
私が高校入学祝い?に
柴犬を飼ってもらったけど
飼った時から、ジステンパーで
結局は獣医さんで安楽死
ということになったのだけど
柴犬さん
耳が悪い犬が多くて、
それはきっと親子感染だと
睨んでいるのですが
柴犬の子犬さんは、
麻酔したら必ず耳ビデオオトスコープ検査をお願いしています

立ち耳って、通気性良いんじゃないか?!

というそこのあなた

実は真逆なんです

押入れの話しじゃないんです
耳の悪いシグナルは
.手を舐める
・首や頭をひっかく
・涙や目やにが出る
です
立ち耳の短毛の柴犬やチワワやフレンチ
は特に酷いのが多くて、
耳の鼓膜に毛がスコンと鼓膜に刺さり、なかなかすごいことに
なっております。
柴犬さんの攻撃行動やめまいは、
重度の耳の感染から起きてることも
多いです
子犬さんは、の頃から
親犬から耳の菌が、血流か接触感染しているようで
外が綺麗でも、鼓膜が汚いことが
多くて、
コレは今年、どこかの学会で発表する予定です
色々なことを、静かに教えてくれたベック君
診察の時は、目隠し口輪は
決まったスタイルでしたが
いつも、口輪の先を丸々オーブンに切り取りニュートリカルを突っ込み
一生懸命食べながら、診察受けてくれました
可愛い姿でした
毎月来院されてた、常連さんが亡くなると、心にポカンと穴があいた気分になります。
またお空で、私が行ったら
さり気なくお迎えに来てね
きっと、遠巻きに尻尾ふって
来てくれそうな気がしています
また逢おうね!
怖がりの柴犬さん
お任せ下さいね。
あー寂し
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認知症と思われた状態から、復帰したワンちゃん!

 

この前の土曜日 14歳のジャックラッセル のウオッカちゃんが 広島から来てくれました

飼い主さんによると どうも 今年になってから歯が痛そうだということです

当院には2歳の若い時に硬い蹄を噛んでて上の奥歯を折ったことから  当院に宝塚から来られました

当院では歯の神経を抜いて詰め物をして治療しました

 

そこから 途中 広島に転居されましたが年に1~2回 的に来院してくださり、歯の治療をされていました

丁寧に歯磨きもしてくださっていたお家でしたが 昨年からは 歯磨きができなくなっていたそうです

定期的な治療の予定日までには,まだ時間があったのですが 、今回さすがにこれは歯が痛そうということで 急遽 来院 されました

この ウオッカちゃんは、もう12年間体的的に通院されてることもあって、来た時はいつもは私たちを 喜んで 見つめてくれたり

、院内を色々探索したりき病院が好きな子だったのですが 、その日はどうも 私たちのことがよくわからないみたいで、

家でも留守番ができなくなっているそうで,院内で治療前後も珍しいことにずっと吠えていました

 

当院では歯科ケアのときに、飼い主さんに希望をお聞きして、一緒に耳のビデオとスコープで耳の鼓膜を見ることをさせていただいています

今回も、両方希望してくださったので

ます 歯を見てみると前歯の下が1本折れて歯周病にもなっていました

飼い主さんに、ご連絡し歯を抜く処置をさせていただきました

 

その後 耳も見てみると なんと 鼓膜にたくさんの毛が突き刺さっていました

幸いなことに穴は開いていませんでしたが、 2023年度の耳の研究会 vep で 栃木県の犬猫の耳の動物病院の 臼井先生が認知症と思われた犬猫達に、

ビデオオトスコープ療法を実施し、鼓膜に耳の毛が刺さっていた犬猫たちを治療してみると、なんとめまいや 認知症と思われる行動がなくなったという報告がありました

 

私も、ウオッカちゃんが前のように元気になってくれますようにと、耳の治療をさせていただきました。

ユーチューブにまとめてみました。

 

https://youtu.be/W3_Kq21llyc

 

すると帰りには近くの西宮浜で元気に 運動してから 車内ではぐっすり寝て帰ったと

ご連絡がありました。

そして 次の週、歯の処置の点検に来院していただくと

いつもの あの 元気お転婆なウオッカちゃんに戻っていました

やった 本当に嬉しかったです

 

たかが鼓膜の毛  されど 鼓膜の毛

ですね。

そんな犬猫の症例は実は もっと沢山いると思っています

めまいがあると、前庭疾患と名がついて終わり

高齢な犬猫が 少し様子がおかしいと 認知症

それで良いのでしょうか?

脳や中耳だけが原因ではない

めまいや 認知ではないのではないか

という症例が きっとあるはずだと

私も思っています

 

栃木県の犬猫の耳の動物病院の 臼井先生がおっしゃっていたことは本当だったんです

耳の鼓膜に毛が刺さっている子がみんな 目眩 や認知症のような行動を起こす わけではありませんが

十分に可能性はあると思っています

飼い主さんはたまたま 歯の治療に 来院してくださったのですが同時に耳のビデオとスコープによる検査と治療によって認知症と思われたこのジャックさんのめまい 認知行動も治ってくれたと思います

飼い主さんは年に1回の歯の治療でいいと思っていたけれども、耳のビデオオトスコープをうけて本当に良かったと言ってくださいました。

そして、 これからは もう少し 頻繁に歯の治療に 来院 したいと思いますと言ってくださいました

14歳なのに です

当院で歯の治療を受けてくださった犬の飼い主さんたちは先生 歯の治療しないと長生きできないですよね だからやりますと言って何歳になっても 麻酔がかけられる限り LINE してくださいます

当院での最高齢は犬で20歳猫で23歳です

高齢になって歯の悪いことに気がついて 抜歯 を何時間もかけて大変な手術をするよりは毎年 コツコツと 予防しかを繰り返し

例えそれが麻酔をかけたとしても 当院ではそれが長生きで健康寿命を伸ばすことになっていると断言できます

 

 

歯石を目安にしない歯の治療

そして、耳のかゆみや 外からや 手持ちの耳鏡による耳の汚さ

をあてにしない 耳ビデオオトスコープ検査を!

私は歯周病箘が母親の体内で、血液感染するように

耳の箘も同じように 体内で、もしくは

生まれた直後に、母親の皮膚の箘が、

耳についてしまって 鼓膜の方まで

箘が感染してしまうのではと 疑っています

なので、できるだけその箘を

早くから発見して、コントロールすると

一生健康でいられるのでは

と思って、ここ11年間歯と耳をやってきました

 

 

当院では、耳のビデオオトスコープは生後半年位に

当院では1歳半から2歳半までに最初の歯の治療 検査を受けていただきます

そして人間のように  3ヶ月から6ヶ月おき 飼い主さんによっては12ヶ月おきに歯の治療を受けられる方もいられちゃいますが

歯磨きをしていても予防しか受けに来る それは人間でも同じ犬でも同じ猫でも同じ 私はそう思ってやってきました

もう 歯の治療を始めて25年間 この病院を始めて15年前の病院から LINE してくださって 2代目 3代目のワンちゃん猫ちゃんもおられます

うちの犬や猫にして欲しいことは 飼い主さんたちにも!

健康寿命 を一緒に伸ばしましょうね!

 

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Hamilza動物病院

〒662-0928 兵庫県西宮市石在町10-26(用海筋沿い、東三公園斜め前、東町バス停前)

TEL:0798-20-7007

受付時間は診療時間内となります(下記参照)

〈車でお越しの方〉

●駐車場は医院前に2台分のスペースがあります。
満車時は病院前通り(用海通)・病院より北側(日本盛本社の斜め手前)のコインパーキングか、周辺の有料駐車場をご利用ください。
駐車場の券をご提出くだされば、1時間分の駐車料金をお出しいたします。受付で駐車場券をご提示ください。

●もしくは、携帯電話番号をお聞きしますので、公園前にて待機いただく形でお願いいたします。(受付までお申し出ください。TEL: 0798-20-7007

〈運営企業〉

会社名:株式会社 One colza(ワンコルザ)
本社:兵庫県西宮市越水町12丁目11番203
設立:2022年11月17日
事業内容:動物病院の運営等
代表者:渡辺一菜

診療時間(予約診療)
診療&手術
9:00~12:00
 
診療&手術
13:00~18:30
手術&処置
15:00~18:00
診療
18:00~20:00
診療時間(予約診療)
診療&手術
9:00~12:00
診療&手術
13:00~18:00
  手術&処置
15:00~18:00
一般診療
18:00~20:00

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休診日:月曜・祝日


◎日曜日は早朝診療に変更になることがあります

当院の新着情報ブログや公式ライン、Hamilza動物病院のFacebookページ等でご確認ください。
またグーグルカレンダーでも変更については記載しております。
※日曜だけ当日予約が難しい場合があります。

予約診療でお待たせしません
新型コロナの対策として完全予約制になっていますのでお気をつけください。
予約診療の時間は上記の通り設定しておりますが、手術が優先となるため、ご予約のお電話をいただいた際に、手術の終了予定時間をお知らせして、ご来院いただく時間を決めさせていただきます。
予約診療に変更したため、朝から麻酔して処置や手術もしています。
近くの夜間救急動物病院ご紹介
当クリニックは、夜間の診療は行っておりません。診療時間外は、夜間救急動物病院をご利用ください。
その際は、必ず電話してから向かっていただくようお願いします。
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