本日、動物臨床医学会、通称動臨研の学会発表の締め切り日!
診察の後、仮眠して夜中からパソコン作業しています!

以前と違って、今回から学会がAIで論文も作ってくれるらしく、要点をアップロードするようにと、指示があり
私もChat君に、相談しつつ書いています。
側で、私の犬の彼氏か秘書(笑)と呼ばれていて、飼い主さんのご入院で一ヶ月位ペットホテルをしている、ビジョンフリーゼの2匹のうちの一匹の、キャンディ君が、私の早寝早起きに付き合って、一緒に付き合ってくれていて、寂しくもなんともありません。日中眠くなるのにごめんね!

今回は、当院で重度の歯科の治療に来院された犬の飼い主さんが、他の犬達を、かかりつけの獣医さんに、一ヶ月前とかに歯石除去をしていただいたのを、当院の他の犬数頭の歯科の検査&治療をリアルに見られ、かかりつけの先生の治療に疑問を持たれ、当院で再検査した処、抜歯レベルの歯周炎が発覚したことで、かかりつけの獣医さんに、そのことを、直談判されたことで、
他の犬猫達を、そのかかりつけの獣医さんが、「歯科は詳しく無かったので」と言って下さり、ご紹介して下さるようになったことで、かかりつけの獣医さんが「経過観察しましょう!」
と仰っていた、2匹の猫達が重度の歯周炎や吸収病巣だったのが判明したことを発表します。
獣医大学では、歯科の基礎カリキュラムは今も無いので、獣医師は基本卒業したら、人の医師レベルで歯医者さんの部分は?が基本でした。
近年は少し歯科が学べる獣医大学も数校あるようですがとしても、1単位がやっとだそうです。
なので、見えてる歯石を取る!
残っている乳歯の犬歯を、避妊去勢の時についでに抜く?!のが未だスタンダードみたいです。
私も、農林水産省や獣医師会レベルで変わらないと、難しいなと思うようになり
飼い主さんも、とても悪くなって転院されてくることが、殆どなので、かかりつけの獣医さんに、直談判される場合は聞いたこともありませんでした
獣医さん達は、昔の私がそうだったように、歯科の判らないことさえも判らずのことが多いと感じるのです。
なので、様子を見ましょうとか歯石除去が、わざとては無いことが殆どなのです。
中には、歯石除去を勧めて「歯周病の予防にはなりませんけれど」と言われた
獣医さんもおられたとは、お聞きしますが。
言われた飼い主さんは、当院に来院されるまで、意味が不明だったそうです。
でも、今回は、その獣医さんを信頼されていたその飼い主さんが、歯科のことを知り、獣医さんに、歯科のことは出来てないと直談判されたそうです。
そこまで信頼されて、言える間柄ってスゴイなぁとおもいますし、今回紹介していただいた、症例を報告させていただいても、大変誠意を感じました。
最近では、耳のビデオオトスコープのご紹介をいただいた、全然交流の無い獣医さんもおられました。
学会で私の発表を見てくださったのかな?と嬉しく感じています。
さて、朝がくる前に、診察までに
書き上げて、提出してしまいます!
頑張ろうー♦