【またもや、心に沁みる筍の贈り物】

少し前、1年前に業務整理で解雇となった薬屋さんの配達担当の方が、孟宗竹の筍を持ってきてくださった…という投稿をしました。
(そのときの投稿はこちら👉 https://www.facebook.com/share/p/197WPraZV7/)

なんと今度は、淡竹(はちく)を40本以上!
写真の10倍以上の量を、わざわざ届けてくださいました。

スタッフの目撃情報によると、袋いっぱいの筍を背負い、まるでサンタクロースのように当院まで来てくださったそうです。
駐車場を使わず、最寄りのコインパーキングに車を停めて運んでくださったとのこと。

しかも、「これは掘りたてなので、30分以内なら皮を剥いただけで生でも食べられますよ」と!
京都の山で掘ってきてくださった新鮮そのものの筍です。

あまりの量に、スタッフのお母様も車で取りに来られたほど。
私も家族の手を借りて、せっせと下処理し、さっそく夕食にいただきました。

「ありがた過ぎて、何かお礼を…」と思い、住所をお尋ねしたところ、
「また来年来ますよ♥」と笑って去っていかれました。

もともとは、大手薬屋さんの配達を担当してくださっていた方。
機械的なやりとりが多い中で、この方の配達だけは、いつもほっとする癒やしの時間でした。

その後、別の会社に再就職され、今度は黒猫ヤマト経由での配達に切り替えとのことで、再び会社都合で解雇されたと伺いました。

ただ数年間、当院に薬を届けてくださっていただけのご縁。
けれど、こうして仕事を離れたあとも心にかけてくださる…
本当にありがたく、心から感謝しています。

明日から日曜・月曜と帰省し、93歳から97歳の両親と、母の姉である叔母2人に会いに、施設を訪れる予定です。