獣医再生治療学会2日目。

 

良く、飼い主さん達や皆さんから「犬猫も、そんな高度な医療できるんですね!」と言われますが
実際、どんな薬や心臓移植や腎臓移植手術やインプラントさえも
先ずは動物からスタートします。

例えば昨日も紹介させていただきましたが、千里ペインクリニックの松永先生の愛犬の太郎ちゃんは、首を損傷し
他の動物病院では治療不可と言われる位重度の下半身麻痺になってしまい、再生治療で歩けるようになったそうで、それから御自分のクリニックでも、人間の患者さん向けに再生治療をするようになられたのだそうです。
当院でも、飼い主さんで再生治療をされてみたい方は、先生の処をご紹介させていただいています。

私が在学中でも、確か外科研究室では腎臓移植とかしてた気がします。先輩の中にも医学部に就職されたりして実験されていたり。

動物の手術はやはり獣医師なので、獣医師達の手術が成功したら、医師や歯科医師の皆さんが動物で成功出来るようになり、人で成功!等の流れが多いのではと思います。

人では色々なシステムの関係で
再生治療とかは、まだまだ難しい部分もあるようですが、
昨日の発表では動物での再生治療は、費用との兼ね合いもあり、競馬界では数億の馬もいるようで、2003年位からかなり盛んに、海外も国内も再生治療は研究&実用がされていると仰らていました。

馬の整形外科分野の治療に際して、様々なリハビリも紹介されていました。

犬もそのようなリハビリ治療は結構発達して今日は、日本動物リハビリテーション学会の先生が
椎間板ヘルニア時のリハビリについて発表して下さるようです。

会場には各獣医大学の、整形外科や免疫関係の先生もおられるので
、私の犬猫の患者さんで免疫系の治療で、どうしたら良いのかな?と思うことも、休み時間に直接
お聞き出来たりするので、リアル学会はやはり最高です!

今日は、ランチタイムもお弁当食べながら勉強会で、夕方6時まであります。
学会1日中楽しみます!