朝から我が家のゴールデンのクララと隠れんぼをしていました


大型犬って、運動大変だろうなと思っていませんか?

実は、小型犬より運動量は変わらないか、少なくても大丈夫なんです。

運動量より何より大切なことは、頭を使わせることなんです!

今うちの犬のクララは一切22キロ位!

大きい≒運動大変!ではなくて小型犬でも、テリアやダックスの方が、狩猟犬でも逆にネズミやアナグマ捕りに向く犬なのでゴールデンより、足も速くて運動量も多く必要だったりします

今朝、クララと一緒にやった遊びは熊の玩具を、部屋の中で投げて私は何処かに隠れて、わたしを探して(狭い病院の中なので、トイレの横やブラインドの後ろとかですけど)玩具を私の手に渡す遊びです。

持ってきたら、犬のフードの一部をあげたりします。

室内で、他に気をトラレたりしない場所なので、ご褒美はフード位外とか刺激によっては、集中力を持ってもらうのに、少し美味しめのご褒美にすることもあります。

こんな遊びにも、色々ステップを犬も踏みます

①玩具を投げて取ってくることを覚える

②持ってきたものを、私に口を開けて渡すこと

犬は最初は玩具を渡したくないので、口を開けて私に渡すことを教えるのですが、無理やり引っ張ると余計、離さなくなるので玩具を離してくれないなら、玩具やボールの投げっこ遊びは出来ないよ(^_^;)と、玩具を持つだけにしておく

③玩具を投げるのに、先に走り出したりすると、室内とかでは滑るし、私も隠れる暇も無いので私の横で、お坐りで待ってもらいます(これも事前にお坐りして待てるように、先に教えておきます)

④玩具を投げるのを、目で見てくれているか確認

⑤玩具持ってきて!と伝える(これも、玩具の名前を、それぞれ教えると、それを選んて持ってきてくれ?ようになったりします。応用としては、家族の名前を教えていくと、家族を朝起こしてきてくれたりします♥)

⑥私はその間に、隠れる!

⑦玩具を持って、私の隠れた処を探して玩具を私の手に渡すが、理想ですが玩具を捜せず持たずに私のところに来たりするので、一緒に玩具を探してココダヨと教えて、また元の場所までダッシュして隠れる(笑)または、玩具は持ってきたけど、下にポトン(^_^;)と落としてわたしの手に渡してくれないと、『くまさんは?』とか玩具の名前を呼んで、玩具を取って、私の手に渡すことを、催促してみます。

こんなことをやっていると、うちの犬の脳は、色々考えて脳も身体も、程よく疲れて診察時間中もハウスで、静かに寝てくれています。

一緒に遊ぶのは、チョツト時間無いな~、チョツト本読みたいなーとかの時や、雨続き!なんて時は知育玩具にフードを入れて、自分で遊んでもらっています。

犬に色々覚えて貰うのは、ドッグトリックとかの本も出ています。

日本語も多分あると思います。

犬に、こんなトレーニングするのは、

犬に芸を教えるようで嫌だという方をもおられます。

でも実は犬は退屈しているので楽しくやるととても、喜ぶトレーニングなんです!

猫もクリッカートレーニングの本も出ていて、色々教えてあげられたりします。

ハイシニアになって、後ろ足とかヨタヨタしたり、癌になって闘病中でも、帰りに躾教室の集まりに行ってきます!と言う飼い主さんも多いんです。少し動いてトレーニングすると、犬達は楽しかった頃を思い出してイキイキしたり、食欲も出たりするんです。

私は、日本動物病院福祉協会JAHAの犬の躾インストラクターでもあります。

犬に直接ではなく、飼い主さんに、飼い方や躾を教える仕事です

獣医師以外の方の方が多いですが、医療的なことも獣医師と密接に関係しているインストラクター達なので、成長の医療的なこと等躾だけ!じゃない処が特徴です。

私は、今は治療の方に力を入れていて、犬のトレーニングは自分の犬だけで、犬猫の問題行動のカウンセリングだけにしています

犬を飼ってみたいな?うちの家にあった犬はどれ?とかどんな準備をしたら良いの?とか子犬を迎える前後に相談されたい場合は、獣医師全国に日本動物病院福祉協会JAHAの犬の躾インストラクターや子犬の相談できる仲間の皆さんがいます

気になる方は、行けそうな処があるか調べてみて下さいね!

https://www.jaha.or.jp/owners/dog-class/