先週の日曜、東京であった、アリス動物病院の廣田順子先生が出された出版セミナーに参加してきました!

 

 

 

なんと、この栄養セミナー

元々定員が14名!

獣医師は講演の廣田先生以外の獣医師はナント6名でした

あとは、動物看護師や動物病院勤務者

獣医師が少なくてびっくり!しました。

勿体ない!

関西からの獣医師は私と大阪の水無瀬動物病院の鈴木先生だけ

 

司会の定真理子先生には

りえ先生の動物病院時代に、

当院で栄養セミナーをしていただいたことがあります。

定先生は色々栄養の本を出版もされていますから、ご存知の方もおられるかもしれませんね。

 

私は、動物の栄養と歯のセミナーを

西宮市の労働会館と、神戸市のホテルの2箇所で、確か土日連続でさせていただいたと思います。

いつやったのかを調べてみると

2016年2月14日でした!

飼い主さん向けは、定先生に

冬の美容と健康対策について!

魅力的なタイトルですね!

2日間連続とは大変だったと今は思いますが、定先生に改めて感謝です!

 

 

 

私は、歯のセミナーをした時に、

皆さんに感想をお聞きしたら、

歯周病で苦しんで、当院てま治療したヨークシャーの飼い主さんが

涙ながらに、当院で治療するまで

口が匂い、歯磨きも嫌がるようになっていたのに、

かかり付けの動物病院で「歯石はとってもすぐ付くから」とか「様子をみましょう」とか「動物のアメリカの歯科専門医は東京にしかいないから」と、何も治療も歯に詳しい動物病院も紹介してもらえ無かった経験をお話しして下さいました。このワンちゃんのかかり付けの動物病院は、残念ながら私の先輩の動物病院でしかも、私がアメリカの獣医歯科専門医の先生について勉強していたり、アメリカの獣医歯科学会でトレーニングしていたことも知っておられる先生でした。

でも、なぜ当院を紹介してこられ無かったかも理由は判るのです。

それは、歯石は除去されていたけど

当時は、私が何回も先輩の勤務獣医師さんに歯の質問をされても

まずは歯科レントゲンとプローブを買って、基礎的な歯周ポケットをプローブで測定し、歯科レントゲンを買って撮影と読影の練習するように

勧めても、「ずっと買って貰えない」とお聞きしていたからです。

なので、

 

歯周病には

①歯周病菌で歯肉の赤くなる歯肉炎と

②歯を支える歯槽骨や歯根膜が、歯周病菌で腐って融ける歯周炎

がありますが、

 

②の歯周炎はプローブと歯科レントゲンが無いと診断出来ないのですが

 

その先輩の動物病院には

プローブや歯科レントゲンを買う必要を、いくら私が説明しても買うこともせず、先輩は私に「歯が欠けたりした時の詰物とかを、勤務医に教えてやってよ」と言うだけで

勤務医さんからは、「歯科レントゲンを院長は、必要ないよと買ってくれないんです」という話しを聞いていたのです。

学生時代から知っていた親しい先輩で、私が歯科を勉強していたことも1番知っていた方でした。

私はアメリカの歯科専門医は流石に取ろうとも思ってはいませんでしたが、小動物歯科研究会のレベル4を終わった位では、私も紹介は迷ったかもしれませんが、何十年もアメリカの獣医歯科専門医さんの病院に通って勉強したり、アメリカの獣医歯科学会に行っていたことも知っておられたはずなのに、飼い主さんにそんなことを言っていことが残念で、そして無念でなりませんでした。

 

 

きちんと歯周炎を診断出来る状況でないのに、そとから見える歯石をとっておられたので、歯科の詳しい獣医師に紹介も出来ない状況だったからです。

 

それは、獣医師の保身以外の何ものでも無いことだと思えました。

 

その方は、その時の悲しくどうしたら良いかわからず、辛かったこと、当院で治療して、痛がらなくなったワンちゃんの変化に感激した気持ちを泣きながらお話しして下さり、とても嬉しく

もっともっと予防歯科を拡めて

歯周病で苦しむ動物と飼い主さんを減らそう!といまだに、情報発信を頑張れる原動力となっています。

 

また話しがそれました(^_^;)

 

私が、分子栄養学に出逢ったのは

義兄が治療が確立されてない

癌になり、そんな中でビタミンC高濃度点滴のセミナーを知り、「獣医師も参加出来ないか?」と問い合わせをして、参加させていただいたことからでした。

そこには、沢山の歯科医さんや、婦人科の先生や内科やリハビリ病院の先生等様々の科の医師や看護師さんがセミナーに参加されていました。

 

例えば、足腰が悪くて整形外科にかかっているけど、末期の癌の患者さんで、でも抗がん剤治療も受けてない方に、何とか少しでも生活の質をあげられないか?と思う整形外科の先生か,高濃度ビタミン点滴をして

元気になり、生活の質が上がった人のお話しや、脳梗塞で麻痺があり入院している患者さんだけど、癌の患者さんとか、歯科には通っているけれど、不定愁訴で他の病院に通う気力もない患者さんを、ビタミン点滴で改善させたお話しとかをされる

医師達が沢山おられました。

最初は、ちょっとビタミンとかの販売をしたい医師達の集団なのかも?と少し思い、参加していた先生達に話しかけてお聞きすると、本気で参加され、実践されているのも判ってきて、うちの動物病院でも、いくらもっと詳しい高度な検査が出来る動物病院を勧めても、ここで出来ることだけをして、この動物病院以外はこの子は怖がりだから連れていかないつもりだ、と仰る飼い主さんもチラホラおられる経験もしてきました。

この栄養治療って、まさに動物病院にピッタリかも?!と思い、そのビタミンC高濃度点滴の会長の先生が

関与されていた、オーソモレキュラー療法研究会に「獣医師も入らせていただけませんか?」とお聞きのしたら、人の医師や歯科医のみと書かれていたオーソモレキュラー研究会に参加出来るよう、配慮して下さり、「既に廣田順子先生が獣医師として実践されていますので、廣田先生をご紹介しましょう!」と紹介していただきました。

 

その後廣田先生から

直接動物へのビタミン治療も色々アドバイスもいただいたこともありました。

 

一次分子栄養学にものめり込み、熱心にセミナーまでやっていましたが、ビタミンや栄養指導は時間もかかり、飲ませ方も難しかったり

途中、歯科以外にも皮膚やビデオオトスコープ療法が忙しくなってきたこともあり、最近はあまり熱心にやっていませんでした。

 

でも、今回先生の出版をキッカケに、廣田先生や他の先輩の先生達が分子栄養学を動物達に実践された方法や結果、飲ませ方等も色々お聞きできたことで、当院で歯や耳の感染症が治療できている犬猫達には

もっともっと健康寿命を延ばして貰いたい!

その為には、

この3つ!

 

①栄養

②運動

③チクチク療法←自律神経を活発にします。私も基礎研修は終わっております。

チクチク療法治療院一覧 | チクチク療法普及会

リンク

chikuchikuryoho.com

 

掲載の名前は違いますが(笑)無料で載せて下さってきるので感謝です!

 

①は診察の時に必要に応じてご指導

②は、栄養相談カウンセリングとしていつも食べているフードや食べ物の栄養価と血液検査の結果を元に、アドバイスさせていただいております。(要予約)

③も状況により要予約です

 

栄養何より大切ですね!

私は、獣医アトピーアレルギー免疫学会の会長のされている

動物アレルギー検査を世界一と思って信用し信頼もしているので、その結果も元に

科学的な見地からも考え

食べ物のアドバイスもしています

 

栄養、食物アレルギー

生きるには、まず食べること

 

飼い主の皆さんに、役立つ情報を

どんどん届けたいと思います

ただし、色々やるにはそろそろ獣医師のマンパワーも必要!になってきました

 

当院のやっていることに興味のある

バイタリティー溢れる女性獣医師さんの応募も、お待ちしています!