さて動物の歯の歯なし
私が特に力をいれていきたいのが
人の小児歯科にあたる
子犬や仔猫や子ウサギの時期からの
口の診察です。

人も乳歯から永久歯に生え換わる小学高学年の時期位までは
親ごさんが子供の歯や顎の成長を特に気にされるのではないでしょうか?

その時期が、犬や猫やうさぎだと生後1才位までが
そんな時期にあたります。

乳歯~永久歯に生え換わり、生え換わった永久歯が完成し
頭や顎の骨がグングン成長する時期が
生まれてから1才から1才半位までです。

人だと一番顎と歯の変化が著しい,
12才くらいまでに子供さんに何を気を付けてあげるでしょうか?

例えば 私が子供にやってきたことですと

〇おしゃぶりや指しゃぶりは歯並びや顎のかたちがおかしくなるからさせない

〇虫歯等の菌がうつるから,親などがたべたものをあげない

〇乳歯だけの時期なら、乳歯がちゃんと生えてきているか歯科医にいく
(できたら小児歯科)
〇乳歯の生え方がおかしければ 噛み方や口の使いかたを指導
状況によっては矯正も
〇乳歯が抜ける頃は,永久歯にきちんと生え換わっていくか
小児歯科などに定期検診にいく

うちの子供は、唇のスジを歯並びに影響がでるからとは
手術して戴いたこともあります。

永久歯に生え換わるまで,そして生え換わっても
成長期は,手遅れにならないように
虫歯予防や歯並びとかもとても気にして小児歯科に良く連れていっていました。

なぜこんなに歯医者さんに連れていっていたかというと
私が小さい時,虫歯で痛い思いをしたことや
局所麻酔でショック症状を起こしていたので
局所麻酔が最近までかけられませんでした。
今は局所麻酔の成分が良くなったようで
大丈夫になりましたが。

歯医者の治療も大変だったこともあり
子供や動物の歯が気になるのかもしれません。

また大人になってから矯正治療も経験しました。

さて
犬猫うさぎ達の1才半位までが
子供の12才くらいまでとお伝えしました。

動物達にはどんな注意をしたら良いのでしょうか?

動物達の歯もそれが生えている骨も
人の何倍も弱い  よわい!

何回も言います。
歯も骨もヨワイのです。

注意点は 人となんら変わりません。

でも具体的に なんでも噛む犬や猫達をどうしたら
良いのでしょうか?

ロープ?かたーい歯みがきガム?
ひづめ? 鹿の角をやっているなんて話もお聞きしました。
柔らかければ、ちぎって 飲み込んで 腸閉塞を起こした
動物も前の動物病院では 数え切れないくらい 手術をしてきました。

当院を開院してからは 歯や顎の為と異物のみこみ撲滅をめざして
ご指導させていただいたせいか,激減しています。

何回もいいます。
人より,犬ねこうさぎの歯もそれが生えている
頭や顎の骨の強さは半分以下です。

ここは 歯医者としての私ではなく
動物問題行動カウンセリングをやっている
私の知識が役にたちます。

それはまた次回に!