りえ先生の輪
りえ先生からのメッセージ・お役立ち情報
りえ先生の動物病院便り(2010年3月号)
しっかり予防しよう!
もう春ですね~。
ノミ&ダニ、蚊のシーズン到来です。
今回はこれらの虫の予防についてのお話です。
ノミ&ダニの予防について
ノミ&ダニってホントにいるの?と聞かれますが、
ノミはほとんどが「地面」か「家の畳」や
「じゅうたん」に、ダニは「草むら」や「物陰」に
隠れて生活しているので、
血を吸う時しか犬や猫のカラダで
見かけることができません。
また、ダニがもたらす病気のひとつに
人のマラリアによく似た
「バベシア症」という病気がありますが、
これは、貧血をおこし死亡するケースも
あるとても怖い病気です。
現時点では、ダニ予防には病院の予防薬が一番効果的です。
そろそろ花粉などのアレルギーの季節です。
ワンちゃんがからだをかゆがったら
「ノミがいないから」なんて思わないですぐに診察を!
花粉が原因のかゆみと、食事アレルギーとは別なので、
安易に食事を変えないようにしましょう。
犬のフィラリア症の予防について
犬の病気の中でも怖い病気のひとつ「フィラリア症」。
「フィラリア」とは、寄生虫のことで、
犬が蚊に刺されることで感染し、
寄生虫が心臓に住み着いてしまうという
こわい病気です。
何の予防もしなければ、高い確率で感染してしまうという、
凄まじい感染力をも備えた恐ろしい病気です。
ですが、フィラリア症は、飼い主さんの心がけ次第で
確実に防ぐことができます。
フィラリア予防は4月下旬~5月にスタート、
11月下旬~12月までの間実施しています。
生後5ヶ月以上のワンちゃんは副作用の検査のため、
投与前に血液検査を受けてください。
その際、少し多めに血を採るだけで通常よりもおトクな治療費で
内臓の検査ができますので、ぜひ健康チェックにお役立てください。
狂犬病も新年度分の予防が可能ですので、
混み合わない内に、お早めにどうぞ!
猫にとってもフィラリア症はこわい病気です
これまで、猫はフィラリア症にはかからないとされてきました。
犬のように検査ができないため診断が
むずかしく、発見がとても困難なためです。
ですが、最近では、犬だけでなく猫もこの病気にかかり、
さまざまな重い症状を引きおこす事がわかってきました。
先日開催された、猫のフィラリア症についてのセミナーで、
「猫の突然死の3分の1が、肥大型心筋症、3分の1がフィラリア症、
残りの3分の1は、脳腫瘍など他の要因」というデータがでたそうです。
また、学会でも「猫は体が小さいため、1匹でも心臓に住み着いてしまうと、
心臓や肺への負担が大きく咳、腎不全、食欲不振による嘔吐などの症状が続いたり、ひどい時ではショック症状をおこす猫もいる」と発表されていました。
フィラリアの症状としては、咳ではなく、「吐く」という症状が出る事もありますのでご注意下さい。
この「吐く」症状にはいろいろな原因が考えられます。
診察にこられるネコちゃんの飼い主さんから、「よく吐くんですけど、毛玉?」
「猫は吐くから草を食べさせたらよい?」と質問されることがよくあります。
アレルギーのセミナーで、
猫が吐く原因のほとんどは「食事アレルギー」だと聞きました。
「吐いたものの中に毛玉が混ざっているから」と、毛玉除去フードをあげている
飼い主さんがいらっしゃるのですが、今の段階では、
「猫は毛づくろいするから、吐いた物に毛が入っているだけで、
毛玉除去フードは意味がないと思いますよ。」とお伝えしています。
猫は食事アレルギーの検査も難しいので、順番に試してみるしかなく、
しかもフィラリアの可能性もあるとなると、
「猫が吐く」というのはなんて難しい症状なのでしょうか。
「外へは出ないから…。」「家で蚊を見たことがなら…。」
と予防は必要ないとお考えの方もいらっしゃいますが、
データ上では、室内のみでも屋外へも出る場合でも、
感染率に差はないそうです。
まだ犬のように診断や治療が確率されていないのが現状ですが、
当院では、猫にもフィラリア症予防を勧めています。
フィラリア予防は4月下旬~5月にスタート、
11月下旬~12月までの間実施しています。
背中に予防薬を垂らすだけでノミとフィラリア症予防、プラスお腹の虫や耳ダニの予防ができる猫や人に安全な「レボリューション」というとても効果的なお薬がありますから、大事な家族のため、しっかり予防しましょう!
猫の心臓検査パックもやっています
前述の通り、
「猫の突然死の3分の1が肥大型心筋症」と
セミナーで報告がありました。
知らず知らずのうちに冒され、 心臓の筋肉がどんどん厚くなり、心臓が肥大する病気、 それが、猫の肥大型心筋症です。
内側の心筋が厚くなって内部が厚くなるため、血液の循環が悪くなることで血栓ができ、 その影響により、ある日突然血栓が全身に流れだしてしまいます。、代表的な症状として、後ろ足に血液がいきわたらなくなり、下半身麻痺の症状が出たり、もちろん脳など様々な場所に血栓は流れてしまい、数日間の間に亡くなることが多いということがあげられます。それほどとても怖い病気です。
猫の場合、調子が悪くてもじっとしていることが多く、目だった症状がほとんどでません。
また、心臓の雑音が出ないことが多いため、
聴診器などではわかりにくく、
心臓エコーなどの検査でないと判断が難しいのです。
症状が出だすと、とても怖い病気です。
早く見つけてお薬による治療を行うことが大切です。
6歳以上のネコちゃんは、一度、心臓検査の受診を考えてみませんか?
ワンちゃんの心臓検査も行っています。
検査内容は、
レントゲン、心臓エコー、心電図(心臓担当獣医師による)
です。
午前中にお預かりして、当日4時以降にはお家に帰ることができます!
(要予約)
お知らせ
今月号の「りえ先生の動物病院だより」の内容は、
西宮・芦屋の地域情報紙「ともも」にも掲載していますので
ぜひチェックしてみてくださいね!
臨時休診&イベント情報
◎3月25日(木)
東京での耳の研究会に出席の為、臨時休診させて頂きました。
患者さまにはご不便をおかけいたしました。
◎4月8日(木)
夜9時から大阪の動物救急センターで免疫疾患の勉強会に参加!
りえ先生の動物病院便り バックナンバー
2009年12月号「動物たちの中毒・異物の誤飲などに注意!」 >>>
2009年11月号「蚊・ノミ・ダニはもう大丈夫だと油断していませんか?」 >>>
2009年8~9月号「ノミ予防は動物病院で!」「早期発見、早期治療」 >>>
2009年7月号「犬・猫の夏に向けての対策について」 >>>
2009年3月号「リラックスさせて病院へつれてくる方法」 >>>
その他コラム
平日
午前(通常診療) 9:00 ~ 12:00
午後(予約診療) 13:00 ~ 16:00(手術・往診・予約制)
午後(通常診療) 16:00 ~ 19:00
金曜
午前(通常診療) 9:00 ~ 12:00
午後(予約診療) 13:00~16:00(手術・往診・予約制)
午後(通常診療) 16:00~17:30(受付終了)
土曜
午前(通常診療) 8:30 ~ 12:00
午後(予約診療) 13:00~16:00(手術・往診・予約制)
午後(通常診療) 16:00~17:30(受付終了)
日曜
午後(予約診療) 16:00 ~ 17:00(手術・往診・予約制)
午後(通常診療) 17:00 ~ 18:30(受付終了)
■2月の診療時間変更
2月17日(金)・18日(土)・19日(日)は
臨時休診とさせていただきます。
■3月の診療時間変更
3月4日(日)午前診療に変更いたします。
(9時~11時半受付終了)
3月17日(土)・18日(日)は臨時休診と
させていただきます。
3月20日(祝)は臨時開院します。
16時~17時が予約診療、
17時~19時は通常診療です。
■休診日 月曜日・祝日
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 午後 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お電話でのご相談は受け付けしておりませんので、ご了承下さいませ。
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